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1)税制・法制等に関する要望活動の推進
本年の税制改正要望は、自動車ユーザー、特に世帯当たりの複数保有が常態化している地方ユーザーの負担の軽減、さらに空洞化対策や低迷する国内市場の縮小に歯止めをかける観点から、政府・与党等に対して自動車業界の総力を挙げた要望活動を実施した。
要望内容は、(1)一般財源化されたことにより課税根拠を喪失した、自動車取得税及び自動車重量税の廃止、(2)国際的に見て極めて過重な自動車税の見直し、(3)「エコカー減税制度」終了後の適切な政策税制の導入など、自動車関係諸税の簡素・軽減の実現に向けた主張とした。
これらを踏まえ、自動車業界の主張に理解のある国会議員や経済産業省及び国土交通省の政務三役に対して、積極的な要望活動を実施するとともに、地方から声をあげていくことが重要であることから、各支部においてもJAFや自動車総連などと連携し、民主党県連本部並びに地元の有力国会議員に対して要望活動を実施した。
また、JAF並びに自動車関係団体で構成する「自動車税制改革フォーラム」と自動車総連が、過重な税負担の軽減を求める署名活動を実施した結果、フォーラム全体で436万名余の署名が集まり、こうした国民の声を携え、11月7日にはフォーラム団体と自動車総連による共同記者会見を開催した。さらに、愛知県をはじめ7県の知事が車体課税の是正を求める緊急声明を連名で出したほか、民主党税制調査会が重点要望に「自動車取得税、自動車重量税の廃止」を明記し政府に要望するなど、自動車業界の主張の合理性は示された。
こうした活動の結果、平成24年度税制改正大綱には、「自動車重量税の当分の間税率による上乗せ分の半分に相当する1500億円規模の負担軽減の実施」、「エコカー減税の3年間の継続及び拡充」と記載された。なお、検討事項として「自動車取得税及び自動車重量税については、『廃止、抜本的な見直しを強く求める』等とした平成24年度税制改正における与党の重点要望に沿って、国・地方を通じた関連税制のあり方の見直しを行い、安定的な財源を確保した上で、地方財政にも配慮しつつ、簡素化、負担の軽減、グリーン化の観点から見直しを行う」ことが決定した。
2)自動車登録制度等に係る規制緩和要望
昨年に引き続き、国土交通省主催の「自動車登録のあり方に関する検討会」に参画し、「自動車登録制度専門部会」で取りまとめた要望事項(封印制度の規制緩和やOSSの手続拡大等)について、意見具申を行った。
検討会での意見取りまとめを通じ、国交省として具体化に向けた検討を進めるべき当面の課題案として、(1)封印の委託先拡大、全国統一、(2)住基ネットワークの活用による手続の簡素化、(3)中間登録における活用を視野に入れたOSSの制度設計の3点が示された。
今後、要望事項の実現の方向性やスケジュールをフォローアップし、会員ディーラーに対して適時に情報提供していく。
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