社会貢献・地域貢献｜一般社団法人日本自動車販売協会連合会（公式ホームページ）

ディーラー業界は、社会貢献や地域貢献の活動を行っています

補助犬育成助成事業の推進

　自販連では、全国の盲導犬不足の状況を受け、会員企業社員や、一般からの募金を基に盲導犬育成への助成を行う活動を30年以上にわたり継続しております。この活動は、1988年の創立30周年記念事業としてスタートしたもので、2020年には助成対象を補助犬（盲導犬、聴導犬、介助犬）に拡大して継続しています。

　なお、この取組みは、2023年2月、一般社団法人日本自動車会議所主催の「第２回クルマ・社会・パートナーシップ大賞（CSP大賞）」において「SDGs貢献賞」を受賞しました。

※詳細は、一般社団法人日本自動車会議所ホームページをご覧ください。

補助犬貸与式を開催

　2024年6月7日、自販連は補助犬貸与式を開き、三宅保子様に盲導犬「ウニカ」を貸与しました。三宅様には、原田彦ェ門交通環境委員長（北海道日産自動車㈱社長）から貸与証明書が贈呈されるとともに、「ウニカ」のリードが手渡されました。また、加藤敏彦会長（茨城日産自動車㈱社長）は、「三宅様には、ウニカと歩むことで行動範囲が広がり、益々充実した生活が送られることを願っています。地域に根差すディーラー業界として本事業の継続は社会的にも大きな意義があり、引き続き社会福祉への貢献に努めてまいりたい」と挨拶しました。

　貸与を受けた三宅様は、「これからウニカとともに2人6脚で、ウニカが引退する8年後まで一緒に歩いていきたい」と謝辞を述べられました。

　なお、今回の貸与が通算203頭目となりました。

原田委員長からリードを受け取る三宅様(左)

三宅様を囲んで(公財)日本盲導犬協会から贈られた感謝状を手にする加藤会長(右から2番目)と原田委員長(右端)、盲導犬協会の山口専務理事(左端)

ランドセルを通した２つの社会貢献活動

㈱ホンダカーズ東総

　同社では、創立35周年を記念して、2020年から地域社会でできるランドセルを通した2つの社会貢献活動を継続的に行っている。

【ラン活】

　金銭よりも思い出に残るランドセルの寄贈が相応しいと考え、児童養護施設のお子さんへのランドセルの寄贈だけでなく、社員が一緒にランドセル選びから始める「ラン活」を企画。毎年、店舗近くの児童養護施設で暮らすお子さんたちにランドセル選びの「ラン（ランドセル）活」を体験してもらい、贈呈をしている。合言葉は「お子さんたちとの触れ合いを大切に」。

　春先に翌年小学校入学予定のお子さん一人ひとりに女性社員が付き添い、一緒に好きな色を組み合わせる皮革製ランドセル選びの体験をして、マイランドセルとして注文（選定会）。秋口に出来上がったランドセルをお子さんたちに贈呈している（贈呈式）。お子さんたちには「自分が選んだ一生の宝物」と感謝されている。

【思い出のランドセルギフト】
　公益財団法人ジョイセフ（会長:明石康氏）が行っている、リユースランドセルを発展途上国のアフガニスタンのお子さんたちに贈る「思い出のランドセルギフト」活動に2020年から参加。各店舗でお客様から役割を終えたランドセルを受け付け、ジョイセフの東京都大井倉庫に届けて、全国から集まったランドセルと一緒にアフガニスタンのお子さんたちに送っていただいている。お客様は身近にある店舗に持ち込むだけで、SDGsと国際貢献活動に参加でき、またランドセルをゴミとして廃棄せず、他の場所で活用されることで地球全体の環境保全に役立てることができる。

　同社のこうした社会貢献活動が認められ、日本自動車会議所が主催する第2回「クルマ・社会・パートナーシップ（CSP）大賞」の「地域・コミュニティ活性化賞」を受賞した。
　※詳しくは、一般社団法人日本自動車会議所のホームページをご覧ください。

※同社の社会貢献活動については、下記㈱ホンダカーズ東総のホームページをご覧ください。
　https://www.hondacars-toso.co.jp/company/contribution/

※詳細については、月刊自動車販売2022年2月号の記事もご覧ください。

ランドセルを通した社会貢献活動㈱ホンダカーズ東総　月刊自動車販売2022年2月号

(2180KB)

地域交通の維持

【みんなのバス】

㈱神戸マツダ

　同社は2020年12月から、兵庫県神戸市兵庫区において、小型バスを使用した地域交通の実証実験を開始。2023年12月から本格運行に移行した。神戸市では、地形の特性から横に貫く東西の交通機関は多いものの、南北を結ぶ交通機関が少なく、兵庫区民からも同様の声が寄せられていた。同社はこの南北ルートの問題に着目し、同区における課題解決に向け、誰でも利用可能なことから「みんなのバス」と名付け、一般乗合バスとして運行している。

　※詳細については、月刊自動車販売2024年11月号記事をご覧ください。

「みんなのバス」㈱神戸マツダ　月刊自動車販売2024年11月号

(1638KB)

【チョイソコつまごい】

群馬トヨタ自動車㈱

　2021年1月、同社は群馬県吾妻郡嬬恋村との間に「包括連携協定」を締結。この協定に基づき、同年10月からデマンド型乗り合い送迎サービス「チョイソコつまごい」の実証実験を開始。その後、順調に利用者は増加し、2024年10月1日から本格稼働に移行した。

　本格稼働に伴い、利用対象は、これまでの65歳以上及び障がい者手帳を持つ同村の住民に加えて18歳以下の住民も対象となり、また運行日もこれまでの月曜日～金曜日に加えて土曜日も追加された。さらに停留所も隣接地域にも追加されるなど、利便性が向上している。このように、過疎化する村の日常生活において不可欠な移動の支援を行い、地域貢献活動を推進している。

　※詳細については、月刊自動車販売2024年10月号記事をご覧ください。

「チョイソコつまごい」群馬トヨタ自動車㈱　月刊自動車販売2024年10月号

(1623KB)

【肝付町おでかけタクシー】

鹿児島トヨタ自動車㈱

　鹿児島県肝属郡3町（肝付町、錦江町、南大隅町）でつくる「おおすみMMO」との間で、2020年7月、地域課題の解決と地域社会の持続性向上に寄与することを目的に包括連携協定を締結。この協定に基づき、トヨタ･モビリティ基金の助成事業として採択された「肝付町ＡＩタクシー」。

　肝付町内の高山エリア、内之浦エリアで、ＡＩを活用した乗合タクシーを運行させている。電話またはＷＥＢによる利用予約に基づき、ＡＩデマンドシステムが最適なルートを探索し、乗合マッチングを行って配車される仕組み。利用者数は年々増加傾向にあり、町民の貴重な移動手段となっている。

　※詳細については、月刊自動車販売2024年８月号記事をご覧ください。

「肝付町おでかけタクシー」鹿児島トヨタ自動車㈱　月刊自動車販売2024年8月号

(3661KB)

【チョイソコかもがわ】

千葉トヨタ自動車㈱

　交通空白地域となっている千葉県鴨川市内の長狭(ながさ)地区と鴨川市街を結ぶ乗合送迎サービスを展開。地域企業や自治体のほか、地域住民が協力し合い公共交通の維持を行っている。また、併せて、マルシェや高齢者の関心が高いと思われるテーマでセミナーを開催するなど、高齢者の外出機会を創出し、地域の介護予防や健康維持にも貢献している。

　※詳細については、月刊自動車販売2024年2月号記事をご覧ください。